太陽光発電システム なぜ独立型を推奨するのか
今、メディアなどでも連日よく話題になっているのが太陽光発電導入のための補助金制度や売電です。
2009年11月から売電の買い取り額がこれまでの1kwhあたり24円から48円と約2倍になりました。また補助金制度もあり、
一見売電システムのある系統連系型がよく思えるのですが、本来の太陽光発電の導入メリットが別の方向に行っているように思えるのです。
また、状況によっては導入コストが大幅にかさみ太陽光発電を導入した意味がなくなることすらあります。
(売電価格は住宅用では1kwhあたり48円ですが非住宅用では従来の24円のままです。)
特に皆さんが興味をお持ちの売電システムについてですが、実際はどのような仕組みになっているのかご存じでしょうか。
売電システムのイメージ
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系統連系の基本的な売電の流れは、昼間太陽が出ている時に発電した電力を自己で消費しそれ以外の余った電力を電力会社に売電し、
夜や電力が足りない時は電力会社から電力を購入することになります。
中には蓄電できるユニットも存在しますが高額で、売電しないのであれば系統連系型にする必要はありません。
えっ!!電力を購入するの??
そうお思いでしょう、そうなんです。夜間消費する電力は購入しているのです。
確かに売電価格は2010年にスタートした余剰電力買取制度で1kwhあたり24円から48円に上がりました。
それに伴い、平成22年4月1日から月々の電気料金の一部として、*太陽光発電促進付加金をご使用量に応じて
負担する仕組みが始まっています。
*平成22年度は平成21年の買取期間が短かったことから(平成21年11月から買取開始)、「0.00円/kWh(銭未満の端数は切り捨て)」となりました。